ライナー:ふぅ・・・今日も疲れたな。 下の世界に来てからというもの、 毎日事件の連続でヘトヘトだよ・・・。
ライナー:さて、明日もあることだし、 今日はそろそろ寝るか・・・。
(ノック)
ミシャ:えへへ・・・。こんばんわ〜。
ミシャ:え?別に何ってワケじゃないけど、 ちょっとお話に来ただけよ。 久しぶりに会えたんだし。
ミシャ:・・・私にとっては・・・ね・・・。
ライナー:わ、悪い・・・。
ミシャ:まあまあ。 でも、こうやって話をしていれば、いつかは 思い出すんじゃない?
ライナー:・・・そ、そうだな。そうかもな!
ミシャ:でしょ!? だ・か・ら、これからも、たまにこうやって お話しましょ。
ライナー:・・・あ、ああ。
システム文:『宿会話システム』が開始されました。
(宿会話システム説明)
ミシャ:ライナーも、私と話したいことはあれば なんでもお話しして。
ミシャ:ライナーの方から話したいことがある場合、 選択肢が出るから、話したい事を選んでね。
ミシャ:早速何か話したいことがあるでしょ? お話ししてみてよ。
システム文:選択肢から、会話ネタを選んでください。
(トークマター選択)
ミシャ:ねぇ、例のインストールの事なんだけど・・・ちょっとやってみない?
ライナー:え、ええ!?なんでまた唐突に・・・。
ミシャ:インストールをすると、詩魔法が今よりも更に強くなるって話じゃない。私、もっと強くなってライナーを助けたいの。
ミシャ:そしたらきっと、今は行けないところも楽に行けるようになるわよ。
ライナー:確かにそうかもしれないけど・・・。
ミシャ:私、ライナーを助けたいの!今よりもっともっと強くなりたいの。だからインストールやって。
ライナー:あ、ああ・・・わかった。でも、本当にいいのか?本当はイヤなんじゃなのか?
ミシャ:全然。むしろ楽しみなくらいよ。だって、いろんな効果が付くって話じゃない。
ミシャ:でも、入れる時に少し痛むって聞いてるから、怖くないと言えばウソになるけど。優しくしてね・・・。
ライナー:あ、ああ。頑張るよ。
ミシャ:そういえば・・・ライナーもインストールって初めてよね。練習がてら、今からやってみない?
ミシャ:もしグラスノ結晶を持ってなかったら、これを使ってみて。効果は大したこと無いけど、ダメージも少ないから。
ミシャ:インストールっていうのは、ダイブ屋が言っていたとおり、グラスノ結晶を私の身体に入れること。
ミシャ:でも、どこからでもグラスノ結晶を入れられるわけじゃないのよ。
ミシャ:レーヴァテイルには、身体のどこかにインストールポイントっていう場所があって、そことグラスノ結晶が反応して溶け込むの。
ミシャ:私は、胸のちょっと上の辺りにあるのよ。
ミシャ:ここ、わかる・・・? 胸の所にタトゥがあるでしょ・・・?
ライナー:え・・・ええっ! な、なんか見ていいものか・・・どうなのか・・・
ミシャ:もう!スケベ! 別に胸見せてるわけじゃないんだから! ・・・もう・・・
ライナー:ご、ごめん・・・
ライナー:胸元のこれが・・・タトゥか。
ミシャ:そこがインストールポイントよ。 その模様の中心に丸があるでしょ? そこにグラスノ結晶を当てると取り込まれる。
ミシャ:やってみて。
(インストール説明、実行)
ミシャ:うわぁ・・・なんだか思ったより大変ね・・・。 疲れちゃった。
ライナー:大丈夫か? もしかして、結構痛かったんじゃないか?
ミシャ:ま、まあ・・・ちょっとね。 でも二人とも初めてだもの。続けていけば、 きっと痛くない方法も見つけられるわよ。
ライナー:なんだか悪いな・・・。
ミシャ:ううん、いいの。自分で決めたことだし、ライナーがしてくれるなら頑張れるわよ。 コレからもお願いね。
ミシャ:ねぇ、例のインストールの事なんだけど・・・ちょっとやってみない?
ライナー:え、ええ!?なんでまた唐突に・・・。
ミシャ:インストールをすると、詩魔法が今よりも更に強くなるって話じゃない。私、もっと強くなってライナーを助けたいの。
ミシャ:そしたらきっと、今は行けないところも楽に行けるようになるわよ。
ライナー:確かにそうかもしれないけど・・・。
ミシャ:私、ライナーを助けたいの!今よりもっともっと強くなりたいの。だからインストールやって。
ライナー:あ、ああ・・・わかった。でも、本当にいいのか?本当はイヤなんじゃなのか?
ミシャ:全然。むしろ楽しみなくらいよ。だって、いろんな効果が付くって話じゃない。
ミシャ:でも、入れる時に少し痛むって聞いてるから、怖くないと言えばウソになるけど。優しくしてね・・・。
ライナー:あ、ああ。頑張るよ。
ミシャ:もしグラスノ結晶を持ってなかったら、これを使ってみて。効果は大したこと無いけど、ダメージも少ないから。
ミシャ:私のインストールポイントは、胸のちょっと上の辺りにあるのよ。
ミシャ:ここ、わかる・・・?胸の所にタトゥがあるでしょ・・・?
ライナー:え・・・ええっ!な、なんか見ていいものか・・・どうなのか・・・
ミシャ:もう!スケベ!別に胸見せてるわけじゃないんだから!・・・もう・・・
ライナー:ご、ごめん・・・
ミシャ:胸元に模様が描かれているのがわかる?その中心に丸があるでしょ?そこが私のインストールポイントよ。
ミシャ:うわぁ・・・なんだか思ったより大変ね・・・。疲れちゃった。
ライナー:大丈夫か?無理しなくてもいいぞ?
ミシャ:ううん、いいの。自分で決めたことだし、ライナーがしてくれるなら頑張れるわよ。コレからもお願いね。
ミシャ:え?あ、うん・・・えっと、その、なんていったらいいのかな・・・・・・
ミシャ:実は、特に用は無かったんだけど、その・・・ ちょっと顔が見たくなっただけでさ。
ミシャ:ご、ごめんね。あ、でもまたこんなことあると思うけど、その時はよろしくね。
ミシャ:ええ、どうぞ。
ミシャ:・・・!! 星詠・・・そう、そのこと・・・。
ライナー:いや、ごめん・・・。話せなければ無理に話す必要は無いんだ・・・。
ミシャ:・・・ううん、いいの。 いつかは話そうと思ってた事だから。
ミシャ:星詠ってのは、この世界の平和のために永遠に謳い続ける謳巫女のこと。
ライナー:永遠に・・・謳い続ける・・・!?
ミシャ:そう。それがそれが私に与えられた使命。 その使命を全うするために、私はプラティナからこの街に移り住んでたの。
ミシャ:私の謳う詩は『クロニクルキー』っていうの。 その役割は、塔から湧き出るウイルスを押さえ込むこと・・・。
ライナー:な、なんだって!?それじゃ・・・
ミシャ:そういうことよ。 今ウイルスが頻発しているのは・・・私が『クロニクルキー』という詩を謳っていないから。
ライナー:それなら、俺と一緒にプラティナへなんか行かずに、ここで謳った方が・・・
ミシャ:盗まれちゃったのよ。その詩を。・・・天覇に。
ライナー:天覇に!? そうか・・・あの時の・・・
(過去の回想)
ライナー:今更なんだけど、ミシャはここで何をやっていたんだ?
ミシャ:それは・・・、私の大切なモノを天覇に奪われて・・・それを探してるの。
ライナー:そうなのか!?そういう事は早く言えよ。俺も探すの手伝うぜ。
ミシャ:ううん、もういいの。隅々まで探したもの。でも見つからなかったから・・・。
(回想終了)
ミシャ:これ以上探しても無駄だと思って、私はライナーと一緒に上を目指す事にしたの。 この事をイム・フェーナに報告するためにね。
ライナー:そうだったのか・・・
ミシャ:それでさっき、タスティエーラとも相談したんだけど、タスティエーラにも 失われた詩のありかは・・・わからないみたい。
ミシャ:でも謳えなくなったからって、クヨクヨしていても仕方ないじゃない。だから、自分が今できることをしようと思って。
ミシャ:今プラティナは危機なんでしょ? だから、ライナーと一緒にプラティナを助けに行こうと思ったの。
ミシャ:それに、プラティナなら『クロニクルキー』の事、何かわかるかもしれないから・・・。
ミシャ:・・・ううん、全然強くなんかないよ・・・。 強がってるだけ・・・
ミシャ:それより! これだけ話しても何も思い出さない? 少しは思い出してくれるかと思ったんだけど。
ライナー:ご、ごめん。
ミシャ:今夜は思い出してくれるまで 付き合ってもらうからね。
ライナー:マジっすか・・・。
ライナー:あ、あれ?どうかしたのか?
ミシャ:う、うん・・・ちょっと体が重くて・・・ ライナーと話して元気だそうかなって。
ライナー:重いって・・・まさか、インストールで結構無茶させちゃったか?
ミシャ:ま、まさか・・・このくらい、全然平気よ! もっとインストールされても・・・いいくらい。
ミシャ:それに、これくらいでライナーを助けられるなら・・・安いものよ。
ライナー:そ、そうか? でも、これ以上インストールはやめような。
ライナー:(ってか、少し抜いてあげた方がいいかもしれないな)
ミシャ:ライナー。ちょっとお話したいんだけど、いい?(微笑み)
ミシャ:ライナー、あれだけ戦っておきながら ほとんどダメージ受けてないよね?
ミシャ:私を護りながらの戦いなんだから、正直、 もっとボロボロになると思ってたわ。
ミシャ:でも、見てると全然余裕って感じね?
ミシャ:おかげでこっちは何も心配せずに謳えるわ。 これからも頼りにしてるわよ、ライナー。
ライナー:ど、どうしたんだ? なんだか不満そうな顔してるぞ?
ミシャ:あんなちょっとしか精神力使わないなんて・・・ 私、これでも精神力は結構ある方 なんだけど?
ミシャ:少しは頼りなよ。 それに私も、もっとライナーを助けてあげたいしさ・・・
ライナー:ぱ、パワフルだな・・・それじゃ、今度のときは ドンとデカイの頼もうかな?
ミシャ:任せなさいって!うんと大きいの溜めて、 ビックリさせちゃうんだからね!
ミシャ:ラーイナッ♪ 今いいかしら?(笑顔)
ライナー:お、どうかしたか? やたらとご機嫌みたいだけど?
ミシャ:ライナー、この間はトランキリティ使ってくれてありがとう。ナイスタイミングだったわ。
ミシャ:ちょうど疲れ始めたなと思い始めたところですかさず使ってくれるなんて、思ってもみなかった。
ミシャ:戦いながらも私のことを気にしてくれてる証拠ね。 凄く嬉しい!
ミシャ:もう、詩を謳っている間は無防備になるから護ってって前に言ったよね、私?
ミシャ:それなのに、私、思いっきり攻撃されたんですけど・・・。
ミシャ:ライナーのうそつき!今度あんなことなったら、承知しないんだからね?
(に、が脱字)
ライナー:あ、あれ?どうかしたのか?
ミシャ:イタタタ・・・あの時のダメージがまだ体に残ってるわ
ミシャ:まあ、それもそうよね。なんたって、あんなに強い一撃を食らわせられたらんだものね。(誤字)
ミシャ:謳ってて無防備なところをイキナリ攻撃されたら、戦闘不能は避けられないものね。
ライナー:え、えっと・・・ゴメン。護ってやれなくて・・・。
ミシャ:もう!本当に頼むわよ。 私達は魔法は使えるけど、それ以外は普通の女の子なんだからね・・・。
ミシャ:ねえねえ、この間の戦闘すごかったね。 折角あんなに魔法溜めたっていうのに、まさか使わずに終わっちゃうなんてね・・・
ライナー:ご、ごめん、折角謳ってくれたのに・・・
ミシャ:何言ってるのよ、ライナーが強くなったっていう証拠じゃない。 私は凄く嬉しいんだけどな。
ライナー:はーい、どうぞ。
ミシャ:戦えなくなるくらい無理するなんて、何考えてるの!?
ミシャ:あんな戦い方ばっかりやってたら、ホント、死んじゃうんだからね!?
ミシャ:心配かけさせないでよ!そうじゃないとライナーが心配で、集中して謳えなくなっちゃうじゃない・・・
ライナー:随分と嬉しそうだな。 で、何が完成したんだ?
ミシャ:ライナーへのプレゼントよ。 すっ・・・・・・ごい作るの大変だったわ。
ライナー:俺へのプレゼント?それは嬉しいな!
ミシャ:ふふ〜ん、実際に目にしたら今の数百倍は喜ぶことになるわよ。
ミシャ:それじゃあ、はい、受け取って。私の傑作、「もんつきはかま」!
ライナー:は、はかまぁ!?
ライナー:ちょ、ちょっと待った!俺ですら知らない家紋をなんでミシャが知ってるんだ?
ミシャ:何でって、小さいころに見たことあるからね。
ライナー:三重丸の中にバツ、か・・・うちの家紋って、すごくダサいな。
ミシャ:家紋なんてそんなものよ。 それよりさ、すごいでしょ、このはかま!
ライナー:ああ、確かにすごい。 すごくしっかりと作られてる・・・。
ミシャ:そうでしょ?作るの大変だったんだよ。
ライナー:そ、そりゃはかまを作るなんて、並大抵のことじゃないからな。
ミシャ:だから凄く苦労したのよ。 気に入ってくれた?
ライナー:ああ、凄く嬉しいよ!ありがとうな。
ミシャ:えへへ、どういたしまして。 これからはこれを着て戦闘頑張ってね。
ライナー:おう!・・・って、なに?戦闘で!?
ミシャ:言い忘れてたけど、このはかま、これでもかってくらいしっかり作ってあるのよ。
ミシャ:それこそ、戦闘でも凄く役に立つようにね。 そこらの鎧なんか目じゃないわよ。
ライナー:なんでそんなに頑丈に作ってあるんだ?
ミシャ:そ、そりゃもちろん・・・ライナーに、いつでも着ていてもらえるようによ。
ミシャ:それに防御力だけじゃなく、全属性追加ダメージもありよ!
ミシャ:ライナーへの思いを込めて作ったから、HPだってグンと上がるんだから!
ライナー:・・・思いの力って、偉大だな。
ミシャ:そんなわけで、ね?これ、着てくれるよね?
ライナー:・・・マジですか?
ミシャ:マジよ。そのために作ったんだもん。
ライナー:でも、さすがに戦闘のときにビラビラしてるから動きづらいんじゃ…
ミシャ:そう見えるけど全然気にならないようになってるわ。
ライナー:・・・す、凄いな、これ。
ミシャ:もう、褒めすぎよ!で、着てくれる?
ライナー:え、えっと・・・でも、その・・・はかまだし、俺だけ浮いちゃうし・・・
ミシャ:鎧よりも強いんだから平気よ。 で、着てくれる?
ライナー:・・・・・・・・・・・・
ミシャ:着てくれる?
ライナー:・・・も、もう少し、考えさせてください。
ライナー:あ・・・そういえば、この間コスモスフィアで言われたオカリナのレシピ・・・。 ミシャに聞かないとな。
ライナー:今日はミシャに頼みがあって来たんだ。 俺が昔創ったオカリナのレシピカードって持ってるか?
ミシャ:え!?・・・どうしてそれを・・・
ライナー:実は、ミシャのコスモスフィアの中でハマっていうオカリナが壊れちゃって・・・、それを治してあげたくて。
ミシャ:・・・。
ライナー:本来は自分で創ったものだし、ミシャからレシピを聞くなんてのもおかしな話だけど・・・。
ミシャ:ううん・・・こっちこそ、ごめんなさい。 私、ずっとライナーに言えずにいたことがあって・・・。
ミシャ:実は、子供の頃、別れ際にライナーからもらったオカリナ・・・、ボルドにさらわれる時、壊しちゃったの・・・。
ミシャ:ずっと大切にしてたのに・・・。 「波摩」って名前だって付けてたのに・・・。
ミシャ:ライナーが一生懸命創ってくれたものなのに・・・。 本当にごめんなさい・・・。
ライナー:・・・そういう事だったのか。 いいさ。それならまた俺が創るよ。あの時と同じように、思いを込めてね。
ミシャ:・・・ライナー・・・ありがとう・・・。 それじゃ、お願いしちゃっていい?
ライナー:そういえば、前に創った「海風のオカリナ」をミシャに渡さないといけないな。
ライナー:はい、これ。
ミシャ:これは! 本当に創ってくれたのね! ・・・嬉しい・・・
ライナー:ああ・・・。だけど実は一つ、謝らなければいけないことがあって・・・
ライナー:また怒られるかもしれないけど、俺・・・昔このオカリナを創った時にどんな想いを込めたのか、結局最後まで思い出せなかった・・・。
ライナー:だからこのオカリナには、今の俺の想いを託してある。 昔のオカリナとは違う、今の想いを。
ライナー:このオカリナがミシャの心の支えであるように、俺自身もミシャの心の支えでありたい・・・ って、そんな想いを入れてある。
ライナー:まだ全然だけどな。 だからこそ、オカリナにその想いを入れてみた。
ミシャ:・・・ライナー、ありがとう。 ライナーはもう十分、私を支えてくれてるよ。
ミシャ:いつも側にいてくれてありがとう・・・。
ライナー:コスモスフィアの方にも変化が出たかな? 後でダイブしてみよう。