#contents **・夜俺の部屋に来ること [#o01ffd83] ミシャ:と、まぁこんな感じで会話ができるわけ ライナー:な、なるほど・・・ だけどやっぱり、夜遅くに俺の部屋に来るってのもどうかと・・・ ミシャ:別にいいじゃない ただお話しするだけでしょ 昼間は色々あって忙しいしね ミシャ:ライナーとお話してると元気になれるもの それに今まで離れていた分、ライナーとお話したいことが沢山あるし ライナー:そうだな・・・ でも、早めに切り上げて、ちゃんと寝ないとダメだぞ ミシャ:はいそこ、子供扱いしない! **・ミシャが妙に博識なこと [#uada7658] ライナー:あのさ、ミシャ 色々勉強したってのはこれでもかってくらい よくわかったよ ライナー:でもさ、どうして錠前空けまで出来るのかが 不思議でしょうがないんだけど・・・ ミシャ:え?だって、出来れば便利でしょ? ライナー:いや、便利なのは良くわかるけどさ、 それでも、錠前空けってのはどうしても 納得がいかないんだよな・・・ ミシャ:まぁ、こんなこともあろうかと、ってやつよ 逃げ出すときとかに便利でしょ? ライナー:便利でしょって・・・ まぁ、否定はできないけどさ・・・それだけか? ミシャ:それだけって? ライナー:いや、てっきり盗賊にでもなろうかと 思っているのかと・・・ ミシャ:・・・何か、言ったかな? ライナー:い、いや、別に! 本当、ミシャは何でも出来るから頼りになるなぁ! **・天覇の社長についての話 [#mdcaa83a] ライナー:そういえば、なんだか酒場で様子がおかしかったけど、 何かあったのか? ミシャ:え?あ、うん ちょっとだけ警戒してただけよ ミシャ:あそこの酒場なんだけどね、天覇のある人が よく出入りしてるのよ ライナー:ボルドか? ミシャ:違う あそこによく来るのは天覇の社長よ ライナー:それって天覇のトップか? 何でそんな人があんな酒場に!? ミシャ:あそこの酒場でだしてるドッコイ定食 っていうのがあるんだけど、 それが大好物なのよ ライナー:な、なんだそれ? ミシャ:そういう人なのよ しかも絶対に大盛りでね ミシャ:いつも面白そうなこと探しながら ぶらついていて、暇に我慢できなくなったらご飯を食べる ミシャ:そんな人なの ライナー:・・・なんだか、ボルド以上に相手をしたくない 人間だってことはよくわかったよ **・かもめみなとの端へ行ったこと [#ye1a4442] ミシャ:あ、一つ言っておかなきゃいけない事があったんだった。 ライナー:ん?何かあるのか? ミシャ:意味も無く高いところ、それも かもめみなとの端っこなんて、 なに考えてるの!? ライナー:え!?な、何って別に・・・ ただ、どんな景色かな、とか思ったから・・・ ミシャ:それだったら何もあんな端っこ行かなくてもいいでしょ!? ミシャ:足場はほとんどないし、下はプロペラがブンブン回ってるし・・・ただ怖いだけよ、あんなところ! ライナー:そ、そうかな? 別にそこまで怖いとは思わないけど・・・。 ミシャ:私は怖いの!! ライナー:ご、ごめん! ミシャ:もう!・・・ほたる横丁にずっといるだけでも、 こっちは不安でいっぱいだったんだよ。 ミシャ:いつか、もしかしたらすぐにでも 何か異常が起きて落ちるんじゃないかって・・・。 ライナー:そんなネガティブな・・・。 ミシャ:ここに住んでいる限りは身近な危険の一つよ。 ミシャ:とにかく!もう絶対に意味も無くあんなところに 立たないこと。いい!? **・カードセンターを覗いたときのこと [#l3d71f99] ミシャ:そうだ、ライナーさ、この前カード屋に行ったよね? ライナー:ん、ああ。色んなカードが売ってたから ちょっと気になってさ。 ミシャ:気をつけなきゃダメだよ、あのカードには。 ミシャ:私は実際に買ったわけじゃないけど、あのカード、 老若男女関わらず絶大な人気があるんだって。 ライナー:へえ、すごい大人気なんだな。 ミシャ:一度買うと無性にコンプリートしたくなって、 全財産かける人もいるって話よ。 ライナー:そ、それはまた、異常なほどの大人気だな。 ミシャ:買うなら止めはしないけど、あまり調子に乗って 買いすぎちゃダメだよ。 ミシャ:カードで全財産なくして路頭に迷うライナーなんて、 見たくないもん。 ライナー:ウイルスよりも性質が悪いな、まったく・・・。 **・スピカとミシャの関係のこと [#obf0a879] ライナー:ミシャとスピカってさ、 どうゆう経緯で知り合ったんだ? ミシャ:私とスピカ? どうしてそんなこと聞くの? ライナー:いやさ、だって普通はあんな暗号で ヤバい品や情報を教えてくれる人と 知り合うなんて出来ないだろ? ライナー:なんとなくかっこいいってのもあるけど。 気になってさ。 ミシャ:別に、そんな大して凄いことが あったわけじゃないんだけどね。 ミシャ:私が猫飴を買いに行った時に、 偶然あの言葉を言っちゃっただけよ。 ライナー:え、それってまさか・・・。 ミシャ:値段はともかくバケツいっぱい食べたいよ、ってね。 ミシャ:そしたら凄いグラスノ結晶とかが急に出てきて。 ま、それが出会いのきっかけね ライナー:ま、マジか!? あの言葉を偶然言えるって・・・凄すぎる・・・! ミシャ:なーんて。冗談でーす。 ライナー:なっ!・・・おいおい、勘弁してくれよ・・・。 ミシャ:本当のことは、さすがにちょっと教えられないなぁ。 でも、それはもう劇的なドラマがあったのよ。 ライナー:な、なんだよ・・・。 そういわれると気になるじゃないか・・・。 ミシャ:気になる? でも、教えられないものは教えられないの。 結構微妙な出逢いなんだもの・・・。 ライナー:もういい、わかったからそれ以上何も言うな! 気になって眠れなくなる! **・ミシャのコスモスフィアのこと [#h972d838] **・「ダイブして」と言ったこと [#c0fac08c] ライナー:今更かもしれないけどさ、俺、 ミシャにダイブして本当に良かったのか? ミシャ:え?どういうこと? ライナー:いや、ほら、ミシャは俺のこと覚えて いたからいいけど、俺、結局忘れたままだったしさ。 ライナー:そんな俺なんかを自分のコスモスフィアに 入れちゃっていいのかなって・・・。 ミシャ:・・・まぁ、確かに忘れられてたってのは ショックよね。 ライナー:うっ・・・。 ミシャ:よくもまぁひとかけらの思い出も残さずに 綺麗さっぱり忘れたなって、ちょっと感心するほどよ。 ライナー:いやぁ、それ・・・ ミシャ:だからって、テレたりしたら赤魔法撃つからね! ライナー:・・・ほ・・・ ・・・ど・・・ ライナー:て、テレたりなんかしないって! その、マジで悪いと思ってるし!! ミシャ:ふぅ・・・まぁ、どうしてそんな薄情な男を 自分にダイブさせたか、その理由を 教えてあげるわ。 ミシャ:ただ昔の知り合いだからダイブさせた、 ってわけじゃないのよ。 ライナー:じゃあ、どうして? ミシャ:ふふ〜ん・・・私の夢はお嫁さんよ! ライナー:な、なんだそりゃ? ミシャ:そういう意味よ。 はい、これ以上は教えてあげない。 **・ミシャが運動音痴なこと [#hf2dcfac] ミシャ:それにしても、段々畑って地獄だよね。 登るだけでヘトヘトだよ。 ライナー:え、そうかな? 俺は別にそうでもなかったけど? ミシャ:まぁ、自分のせいではあるんだけど。 ずっとほたる横丁の中で生活してたからかな? ミシャ:体動かすより頭使う方ばかりだったから。 あ〜あ、こんなことなら少しは鍛えておくんだったな。 ライナー:まぁ、おかげで錠前開けとか怪しい人脈とか 出来たんだから、いいんじゃないか? ミシャ:・・・なんか、微妙に引っかかるんだけど、 気のせいかしら?