非常に狭く、人工の大地しかないメタ・ファルスという土地。 この地では、人々が生きていくだけの農作物もろくに採れない。 それに相まって、I.P.D.感染症の恐怖、更には大地の陥没など、非常に過酷な 環境で人々は生活している。 唯一の頼み綱は、詩魔法で緑の大地を生み出す「メタファリカ伝説」であるが、 この世界に存在する神は、人々がメタファリカを謳うことを許さない。 その為人々は、ただ滅び行くこの世界で、気力を失い生活している。 それ故に、アルフマン総統率いる新生大鐘堂が発足したとき、人々は絶大なる 支持を持って迎えたのだ。
メタ・ファルスの頂上に位置する象徴とされる丘
この地を治める政府機関。 宮殿の上には、聖域と言われる「鐘撞き堂」があり、そこにある大きな鐘が大 鐘堂という名前の所以。 大鐘堂は本来教皇と言われる政治的なトップと、御子と言われる神の声を聴く 者によって統治されていた。 神の声を聴く御子の言葉は絶対でありそれが幸いしてこの世界はここ400年ほ ど、大きな動乱もなかった。 しかし、約20年前、一政治官であったアルフマンによって起こされたクーデタ ーがきっかけで、大鐘堂は体制を180度変更する。 自らを総統と名乗るアルフマンは、時の御子クローシェと共に、神との戦争を 掲げた。神の御心にそぐわない政治は、大鐘堂700年の歴史始まって以来である。 (02.bmp/image_02.jpg
画面は、クロアとクローシェの会話場面。
400年前、神との戦争があった。 その時、神は人々に鉄槌を喰らわした。 それはレーヴァテイルを蝕む、恐ろしい感染症。 I.P.D.はレーヴァテイルにのみ発症し、発症すると精神を蝕まれ、魔法を暴発 する。その為、発症した場合、気絶させるなどして隔離するほか無い。 I.P.D.感染症の恐ろしいところは、その感染力。 感染体が発症すると、その周囲数十メートル圏内のレーヴァテイルは、高確率 で連鎖発症する。 その為大鐘堂騎士隊は、住民の安全を維持するために、発症I.P.D.を確認して 速やかに保護する役割を担っている
I.P.D.に感染すると、レーヴァテイルは詩魔法を暴発する。 そのため大変危険な状況になる。 発症すると精神が崩壊するため、詩魔法を乱射してしまう。
I.P.D.感染したレーヴァテイルを保護して治療した結果、一緒に詩魔法を謳っ てくれるようになる レーヴァテイル達の力を借りて発動する協力(強力)詩魔法です。
なんと最大100人のレーヴァテイルで詩魔法を謳ってしまうのです。
インストールポイントにグラスノ結晶を入れるインストールが、入浴すること で可能になりました。
輝いているのが、デュアリスノ結晶
街の中を移動すると、イベントに遭遇
コスモスフィアとは、ヒロインであるレーヴァテイルの精神世界を指します。 普段では見ることの出来ない彼女達の以外な一面(深層心理)が見られるかも?!
11歳 女性 130cm 好き:辛いもの、身体を動かす 嫌い:クロアの敵、裏がありそうな人、ネバネバ系 夢 :およめさん
クロアが養っている女の子。 クロアが16歳の時、旧市街区で大規模なI.P.D.暴走が勃発、沢山の死者を出す 事件があり、その時親を失い独り身だったココナを、クロアが養うことにした。 11歳の割には非常にませたところがあり、クロアに積極的にくっついたりし て自己アピールする。 特記すべきはその運動能力。クロアと共に騎士隊活動を許されているという異 例中の異例が許可されているのも、ひとえにこの運動能力が功を奏している。 ハキハキとしていて、言いたいことはそのままポロッと言ってしまう辺りはク ローシェに近い。 髪留めがバトンになるという、特殊な武器を使っている。戦闘中は髪を下ろす 形になるのだ。
「ココナ、クロと一緒ならどこへだって行くよ!だってココナはクロのパート ナーだもん!クロはどうしてこう、女心がわからないかなぁ! もう、ぷーだよ、ぷー!」
38歳 男性 191cm / 93kg 好き:ハッキリした人、強いヤツ 嫌い:甘いもの 夢 :温かい家庭
パスタリア一般下層階級住居地域出身。 騎士隊の長にして、人々の治安を護る軍隊を取り仕切る幹部。 とにかく堅実的であるが為に、階級も地道に上げてきた。 そしてその堅実さと実力を評価され、大鐘堂騎士隊の隊長に任命されている。 入隊試験の時にクロアの素質を見抜いたのは彼で、今なお肩入れし続けている。 隊長としての人望は厚く、隊員から内政的な御法度などの相談も受けること がある そういうときも、邪険にせずに対応する辺りは、面倒見がいい。 唯一I.P.D.の処遇に関してだけは、異様に厳格である。 これは、I.P.D.の放置によって相当な被害が出ていることや、身内のI.P.D.を かばって、そのI.P.D.に殺された人を沢山見てきているからである。 I.P.D.の発症数が10年前の10倍になった今、特にその考え方は徹底されて いる。
「I.P.D.を庇えば悲劇が増えるだけだ!それはお前も解っているだろう! 我々大鐘堂騎士隊の使命は、御子様をお護りすること。 その事を片時も忘れるな。」
37歳 女性 170cm 好き:我が娘、謳うこと、料理 嫌い:オボンヌ、大鐘堂 夢 :一家団欒
瑠珈の母親。現在はミント区に、瑠珈と2人で住んでいる。 聆紗自身は、ミント区の畑で農業をやっており、瑠珈の仕事とあわせて生計を 立てている。 まだ瑠珈が幼い頃に、瑠珈の妹聆珈(れいか)をI.P.D.感染症で失い、その時 に夫のバッツをも失う。 それからずっと二人で暮らしていたが、瑠珈にレーヴァテイル質が発症した 9歳の頃から家族関係がにわかに怪しくなってきていた。 家族の会話は殆ど無く、瑠珈が話しかけても非常に素っ気ない対応。 家庭の母娘間は非常に冷めている。
「さて、お夕飯の準備をしなくちゃ。粗末な物ですが、良ければ召し上がって くださいな。もう一歩も動けないの。 どちらに一歩踏み出しても…私と瑠珈の二人共が、傷つくような気がして…」